はじめに
1. 地域交流センター「まんまる」のコンセプト
「つなげよう!地域の力!~ちょこっとつどう憩いのわ」をコンセプトとして、児童養護施設内に地域に開放された場所をつくることで、施設と地域のつながりを広げ深めることができ、それが子どもたちの成長と自立を支え、人と人がつながることでお互いを支えあい、共生できる地域・社会になることを願っています。
2. 日本財団「子ども第三の居場所」コミュニティモデルについて
地域の子どもたちが気軽に立ち寄れる、家でも学校でもない第三の居場所をつくり、地域の人々との交流を通じて、人と関わる力や自己肯定感を育むとともに、課題を抱える子どもたちの早期発見や見守りも行うモデルとして、日本財団より認可されました。まんまるは2022年度より助成(最大3年間)をうけて運営しています。
子ども第三の居場所(日本財団)
3. 運営について
週4日専門職が常駐し、さまざまなイベントを実施しながら、子どもたちの感動体験を増やし、誰もが心地よいと思える居場所づくりを行っています。開所していない日は、場所貸しとして地域の方々の活動場所として提供しています。
居場所づくりの取り組み
<まんまるDay> 誰でも対象/月曜9時半~17時・水曜9時半~11時半・土曜9時半~11時半、14時~17時
毎回大人気のリフレッシュヨガ教室。ヨガ教室のあとは、お茶を飲みながら歓談。子育ての悩みを共有したり励ましあったり。ヨガ教室をきっかけにまんまるの存在を知り、まんまるの活動に協力してくださる方が増えました。参加者のお子さんがまんまるKidsにつながり、新たなイベントが提供されたり…と憩いの『わ』が広がっています。また毎月6種類のおもちゃが変わるキッズコーナーで遊ぶことができるので、子連れでも安心して参加できます。
そのほか、ロミロミマッサージやアロマのワークショップなどママたちを応援するイベントが盛りだくさん。パパやお孫さんを連れて遊びに来る祖父母の利用も多いです。おもちゃ美術館のおもちゃ広場も開催するなど、赤ちゃんから大人まで集う多世代交流の場となっています。
<まんまるKids> 子どもたち対象/水・金/14時~16時45分
放課後は子どもたちの遊び場を提供しています。入所児童も地域の子どもたちも利用でき、宿題をしたり、ボードゲームや工作、ピアノ、プラレールなどやりたいことを自由に過ごせる場所になっています。また、バリアフリーなので車いすの方、放課後等デイサービスの方も一緒に遊んでいます。
自由な遊び場に加え、地域の方々・企業・活動団体からご支援をうけ、クラシックコンサートやワークショップの開催など、子どもたちにさまざまな感動体験の機会も提供しています。
定期的に開催していただいているクラシックコンサート。子どもたちだけでなく地域の方も毎回楽しみにしています。間近で生の演奏に触れる機会は、子どもたちの情操を豊かにしてくれます。演奏後は、子どもたちからの質問コーナーや、実際に楽器に触れられる時間もあります。
子どもたちに表現することの楽しさを体験するワークショップを実施しました。近隣の放課後デイサービスの子どもたちも一緒に参加し、表現豊かな子どもたちの発想に感動しました。他にも、プログラミングワークショップや環境学習なども実施しています。
その他
詳しい活動内容は、インスタグラム・公式LINEにて紹介していますので、ぜひご覧ください。
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